10月

10/18(土)は第6回目の講義でした。

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会場は昨年使わせていただき大好評だった大阪木材仲買会館。今回のみの特別会場です。

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1講義目は
桜設計集団の佐藤孝浩さんに大規模木造建築の構造設計について、ご自身が関わられたプロジェクト「下馬の集合住宅」「(仮称)静岡県草薙総合運動場体育館」「日土小学校」についてお話いただきました。
住宅規模から比べてスケールの大きな木造建築物のお話し、難しい部分もあったかもしれませんがたくさんの刺激やインスピレーションを受ける講義になったかと思います。

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2講義目は
同じく桜設計集団の安井昇さんに木造建築物の防耐火設計について、その基礎を講義いただきました。
毎年好評の講義、火気使用室の内装制限をまとめた資料はとても分かりやすく、過去の受講生皆さん実務で教科書として使っていらっしゃいます。
また今回は、国内初の耐火木造オフィスビルである会場の仕様についてもレクチャーいただきました。

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3講義目は
建築家の日影良孝さんにお越しいただきました。日影さんが設計をされた被災者向け復興共生住宅「手のひらに太陽の家」について震災時から現在までの過程をお話いただきました。東日本大震災から3年半まだまだたくさんの支援、声援が必要だと教えていただいた講義でした。

手のひらに太陽の家は寄付金によって運営されています。
会場で募った寄付金は合計53,000円集まりました。事務局から後日振込みをいたします。ありがとうございました!
手のひらに太陽の家
http://taiyounoie.org/

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講義の後は懇親会。
講義では聞けないお話を聞けたり、受講生の方同士の交流を深めたり毎回賑やかな会となってます。
今回は講師陣3名に加え4年前スクールで講義をお願いした田中工務店の田中社長も参加いただきました。
関東から4名のゲストを迎え東と西の交流会となりました。

9月

9月20日(土)は第5回目の講義でした。

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第1講義は山辺豊彦さんから「木構造の基礎知識」について。第2講義は丹呉明恭さんに大工塾の活動と渡り腮構法の住宅についてお話しいただきました。第2講義は山辺さんも合の手も入り聞きごたえ十分の講義でした。

山辺さんからのメッセージは
「各設計者は独自のクライテリア(基準)を持つこと」
いきなりは難しいですが経験の積み重ねが大事。受講生の皆さん、自分の基準を確立するためまずは伏図を書きましょう!

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そして第3講義はソイルデザインの四井真治さんに「パーマカルチャーデザインと木の住まい」というタイトルでお話を頂きました。

人がそこに暮らすことで、その「場」がより豊かになるということ。しかも楽しみながら。

お話を聞くまでピンとこなかった部分もあったのですが、四井家の堆肥小屋のお話を聞きすんなり理解できました。
堆肥の上で鶏やヤギを飼い、死んだ生き物(虫から鶏まで何でも)を埋める。
それらが土にかえり作物や虫にかえっていく。つまり「場」が豊かになる。
堆肥小屋では人の排泄物(尿)も混ぜるそうです。
人の体の細胞は5年で、体内の水分は2週間で新しいものに入れ替わるため尿にはたくさんのエネルギーが詰まっているそう。それを下水⇒海に流すのは勿体ない、というわけですね。
これからお手洗いに行く度エネルギーの無駄使いをしている気分になってしまいそうです。。

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そして講義でもお話しありました四井さん自家製の蜂蜜です。皆さんにも召し上がっていただきたいところですが写真だけでご勘弁を。きれいですね~。

8月

8月2日(土)は第4回目の講義でした。

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第一講義は岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝先生、第二講義は住宅技術評論家の南雄三さんに講義いただきました。毎年定番となっている温熱環境の講義は最新の省エネ設計手法について内容盛りだくさんの講義。スピードについていけなかった方は録画DVDで復習し、辻先生からの宿題を実践されるといいと思います。この宿題をすると最新の環境家計簿(用途分解の機能付き)が頂けます!


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そして第三講義は高知から山本長水さんにお越しいただきました。土佐の伝統的技法と美しいデザインに拘る長水さんのお話しは辻・南両先生のお話しを聞いた後なだけにスクール生の方にも様々な考え方を生んだかもしれませんね。最後は辻先生、南さんから長水さんへの質問タイムとなり講義時間を延長しての盛り上がりとなりました。
また講義中、高知の雨と湿気について何度もお話しいただきましたが、まさに昨日からの台風被害が「この事か・・・」と実感しとして印象に残りました。これ以上の被害がでないよう早く雨がおさまって欲しいと願うばかりです(ちなみに長水さんは昨日無事ご帰宅されたそうです)

7月

12日(土)は第3回目の講義。岐阜から3名の講師をお招きしました。

【第一講義 : 久津輪 雅さん】
第一講義は岐阜県立森林文化アカデミー准教授の久津輪 雅 先生。
アカデミーで木工を教えている先生、岐阜を中心に後継者不足で廃れていく伝統技術を残すためこれまで活動してこられた内容を紹介いただきなした。和傘の傘ロクロ、鵜飼のカゴ、和船、どれも美しく、できれば残っていって欲しい素晴らしい技たち。
このほか、生材を使うグリーンウッドワークショップのお話など、受講生の皆さんも興味津々で聞いていました。
グリーンウッドワークショップついてはこちらで詳しく↓
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/

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【第二講義 : 玉田 義卓さん】
第二講義は飛騨産業㈱から玉田義卓さん。
飛騨産業と言えば「森のことば」シリーズの家具が広く知られているでしょうか。
講義は今力をいれている杉圧縮材についてたくさんのサンプルを見せてもらいながらお話しを聞かせていただきました。
杉間伐材で作ったスノーボードや川上元美さんデザインの新作椅子も格好よかったです。

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【第三講義 : 上野 英二さん】
そして、第3講義は飛騨高山よりオークヴィレッジ木造建築研究所の上野英二さんにお話をいただきました。
高い技術を持つ職人さんとクオリィティの高い設計力の掛け合わせから生まれる空間はため息ついてしまう美しさでした。
そして仮設住宅用に考えられた合掌の家、9月に阪急うめだ店で展示が行われるそうです。是非見に行きたいですね。
http://www.oakv.co.jp/news/news/111019_gasshohouse.html

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6月

6月14日(土)2014年度MOKスクール大阪の第二回目講義がありました。
今回は『改修』がテーマです。

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【第一講義 : 三澤康彦さん × 三澤文子さん】
まずは三澤康彦さん、文子さんの講義です。基礎の補強方法をはじめ、アンダーピーニング工法による地盤補強の紹介など実務につながる情報をたくさんお話いただきました。温熱改修についても昨年改修した三澤さんの自邸を紹介しながら細かく説明。秋にはこの改修後の三澤邸を見学する見学会を企画しております。どうぞお楽しみに。

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【第二講義 : 神家昭雄さん】
岡山から神家昭雄さんにお越しいただきました。
「バブルの頃は、古いものは新しくするのが当たり前でした。でもなんか違うな。もったいないな。と思って僕らは民家の再生なんてやってたんです。もちろん見向きもされないしずっと仕事もなかった。でも10年単位で世の中の価値観は変わるんですよ。今こんなに改修、改修と言われる時代がくるなんて思わなかった」

神家さんのお話は一日の流れから時代の流れまで、終始「時間」をキーワードにお話されていたように思います。

10年後の世の中の価値ってどうなっているのでしょう?

でも、いいもの、大事な事は案外ずっと変わらないんじゃないかな。プロジェクターから映し出される神家さんの空間を見るとそんな風に感じました。

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【第三講義 : 西村孝平さん】
京都の老舗不動産屋さん「八清(はちせ)」さんから西村孝平氏にお越しいただきました。
八清さんは京町家の再生において新しい試みを次々と展開される不動産屋さんです。普段の講義とは少し毛色が変わってとても興味深いお話が続きます。
京宿屋(一棟貸しの旅館)や京だんらん(シェアハウス)、京町家証券化の話し...
「京町家を残したい」というオーナーさんの気持ちに応え、予算、法規制等のハードルをクリアし収益を上げる八清さんのアイデアに刺激を受けた方も多かったのではないでしょうか。


次回は岐阜から森林資源を生かしたものづくり、いえづくりをされている3名を講師にお招きします。どうぞお楽しみに!
(事務局)