12月

12月12日(土)はモクスクール2015年最後の講義でした。


第一講義は香川の山一木材さんから熊谷國次社長と娘さんの有記さんがにお越しいただきました。

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去年の秋のフィールドツアーで見学に伺った時も
今まで見たことも無いような楽しくオシャレな材木屋さんに参加者全員大興奮しましたが、
今回のお話もこれからの材木屋さんのひとつの形を示す素晴らしく楽しいアイデアに溢れていました。

まだ行かれたことの無い方は香川のKITOKUASへ是非訪ねてみてください。


第二講義は泉幸甫さんにお話いただきました。

泉さんは去年のアンケートで、およびしたい講師No.1だったので皆さんの期待もMAX。

手づくりと工業化について、それぞれの良さを活かして建築空間をつくる。

素材に向き合ってディテールを詰める。


「偶然」「出会いがしら」「臨機応変」


現場で楽しみながらものづくりをされている泉さんの姿勢が印象的でした。

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写真は懇親会の泉さん。

最後のご挨拶もユーモアがあって楽しいお話しでした。

今年度の講義はこれで終了。

今年の残務を片付けて年明けから21年目のスクールへ向け準備を始めます。

来年4月新しい顔、馴染みの顔、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています。

2015 11月ツアー

11月14日(土)15日(日)は、秋のフィールドツアーへ。

今年は尾道→福山→倉敷、と瀬戸内を巡る旅。


まずは尾道で2時間の自由行動。

風情があり、アッ!とびっくりするようなつくりもあり、楽しくゆるゆるしたまちです。

参加者44名、皆さんどこを巡ったのでしょうか?

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尾道の後は鞆の浦にある後山山荘を見学、

藤井厚二氏設計の山荘を前田圭介氏が改修した建物です。

ボロボロに朽ちた山荘をただ元の姿に戻すのではなく

新しい解釈を加えたリノベーション、とても刺激をいただきました。

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この日は鞆の浦で宿泊しました。

夜は参加者の皆さんと大部屋で懇親会!

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楽しい時間を過ごしました。


*******2日目********

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美しい鞆の浦の海から朝日が昇るのを見て二日目がスタート。


二日目は倉敷へ。

古民家再生工房さんの建築を巡ります。

まずは大角雄三さんに倉敷の町並みを案内いただきます。

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その後楢村徹さんの事務所へ、

倉敷の町並みの概要を説明頂きました。

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その後は大角さんの自邸、事務所、神家昭雄さんの自邸...と胸がいっぱいの見学コースを堪能。

今回は珍しく山へはいかないフィールドツアーでしたが、20代~60代の建築好きが集まったツアーは

賑やかでとても刺激の多い旅となりました。

参加した皆様お疲れ様でした!

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10月

10月24日(土)はモクスクール第6回目の講義でした。

今年も大阪木材仲買会館を会場に使わせていただき、
今回のテーマのひとつである都市部における中規模木造建築物を体感しながらの講義となりました。

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■第一講義 佐藤 孝浩氏(桜設計集団 一級建築士事務所)

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中・大規模木造建築の可能性を構造家の立場からお話しいただきました。

佐藤さんのお話には構造的に安全で美しい建物をつくりたいという思いが端々に散りばめられ細かな納まり、
仕様を分かりやすくお話しいただきました。

最新のお話しとして内藤廣さん設計の草薙体育館の構造について説明頂きとても興味深かったです。


■第二講義 安井 昇氏(桜設計集団 一級建築士事務所)

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毎年大人気の防耐火の講義。
何度聞いてもその都度勉強になります。

動画で様々な建物の燃え方を見せていただき

「木材の燃え方を知れば知るほど木をたくさん使っていいんだと思いますよ」
とおっしゃった安井さん。

木材は厚く、太く使う!が今日のキーワードです。


■第三講義 岸本 耕氏(株式会社 吉川の鯰 )

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「設計から大工まで」というテーマで木造技術を活かすスタンダード住宅についてお話しいただきました。

「家をつくる人間(大工)がその先の暮らしまで想像できないといけない」

という言葉が鯰組さんの在り方のベースにあるのかな、という印象を受けました。


後半30分ほどはスクール生の木又さん、居藏さんと三澤康彦さんを交え標準化についてトークセッションが繰り広げられました。

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あちこちで耳にする「標準化」

会場の皆さんもきっといろいろ思うところがあったのではないかと思います。


そして、ちょうど会場である大阪木材仲買会館さんでティンバライズ2015OSAKA展が行われているご縁で特別に腰原幹雄先生の基調講演をお聴きしました。

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「こんな建物が木造でできたら素敵でしょ?」

というメッセージを一般の方に届けたい、

プロの技術者として木造建築物を広く世の中に提案していきたい

という気持ちになる講演でした。

9月

9月12日(土)モクスクール第5回目の講義でした。

木構造といえば...の山辺豊彦先生を軸に丸々一日、木構造DAYです。


■第一講義 山辺豊彦氏(山辺構造設計事務所)

「世界で一番わかりやすいヤマベの木構造~構造計画・設計の基本を学ぶ」

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毎年好評の基本講座ですが、何回聴いても学ぶことのある深い講義です。

今年はスパン表とグラフを用いた横架材の選定方法を解説頂き、

これはすぐ実務に反映できる内容だったのではと思います。


■第二講義 今井信博氏(現代計画研究所)×山辺豊彦氏

「木造建築・建築家と構造家とのコラボレーション① ~木材大空間 ウッディアリーナ朽木の設計から学ぶ」

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滋賀県朽木市で住民参加型でつくられた小中学校共用の体育館について

統括設計の現代計画研究所・今井信博氏と構造担当の山辺氏にお話いただきました。

錦帯橋を参考にしたという木造持ち送り重ね梁によるアーチ架構は地元産の杉を使い美しい構造。

積雪と柔らかい杉材に対する工夫について、

プロポーザルから竣工までの苦労話もしていただき興味深い内容でした。


■第三講義 野沢正光氏(野沢正光建築工房)×山辺豊彦氏

「木造建築・建築家と構造家とのコラボレーション② ~木材大空間 三加和小中学校体育館の設計から学ぶ」

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三講義目も小中学校の体育館を題材に大規模木造建築物についてお話を伺いました。

設計者は野沢正光氏、温熱設計にも力を注いだ大規模木造空間について設計趣旨、手法をお話頂きました。

後半30分は山辺さんの構造解説。

材が割り裂けないようにボルトを曲げてつくった靭性に富んだ継手のお話など

細かな納まりを実験結果とともにわかりやすくお話いただきました。

印象的だったのはおふたりとも日本の大工さんがすごいからできた仕事だとおっしゃってたこと。

日本の大工技術の継承も大切なことだと思いました。

8月

8月1日(土)は第4回目の講義でした。

■第一講義:辻 充孝 氏 (岐阜県立森林文化アカデミー 准教授)
「省エネ改修実践から見る住まいの快適性~温熱・省エネ設計の基本を学ぶ」

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■第二講義:岩前 篤 氏(近畿大学 教授)
「建築学から考える住まいと健康~温熱・省エネ設計の重要性を学ぶ」

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気温37度近くあった猛暑日、辻先生と岩前先生による温熱講義をお届けしました。

辻先生には実例2軒をご紹介いただながら温熱、省エネの基本をレクチャーいただきました。
どのような暮らし方が省エネにつながるのかご自宅で実践されている暮らしぶりも興味深かったです。


二講義目は温熱環境と健康を結び付けた岩前先生のお話。
ヒートショックをはじめ家の中は温度という見えないつまづきがたくさん。
豊富なデータを元に鋭い切り口で話される内容に改めて「快適に安全に暮らす家」とはどういうものか考える時間でした。


■第三講義:竹原 義二 氏(無有建築工房)
「五感に響く建築空間をつくる~素材・ディテールから木架構まで」

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2年前の講義の終わり
「福島で十八間蔵を改修した美術館を設計している。アールブリュットの作品を扱った面白い美術館になるよ!」
と宣伝されて帰られた竹原さん。
講義の前半はその「はじまりの美術館」についてたっぷりお話いただきました。

後半は木架構について。
構造家の下山聡さん、田辺の山長商店さん、技術力の高いパートナーを得て竹原さんの建築は近年大胆な架構が魅力となっています。
実例を交えながら架構についての考え方を熱く語っていただきました。